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デフォルトでは、コンテナは、Kubernetesクラスター上の計算リソースの消費を制限されずに実行されます。リソースクォータを利用すれば、クラスター管理者はリソースの消費と作成を名前空間ベースで制限することができます。名前空間内では、Podやコンテナは名前空間のリソースクォータで定義された範囲内でできるだけ多くのCPUとメモリーを消費できてしまうため、1つのPodまたはコンテナが利用可能なすべてのリソースを専有してしまう恐れがあります。LimitRangeを利用すれば、このような名前空間内での(Podやコンテナへの)リソースの割り当てを制限するポリシーを定めることができます。
LimitRangeを利用すると、次のような制約を課せるようになります。
Kubernetes 1.10以降では、LimitRangeのサポートはデフォルトで有効になりました。
LimitRangeが特定の名前空間内で強制されるのは、その名前空間内にLimitRangeオブジェクトが存在する場合です。
LimitRangeオブジェクトの名前は、有効なDNSサブドメイン名でなければなりません。
LimitRangerアドミッションコントローラーは、計算リソース要求が設定されていないすべてのPodとコンテナに対して、デフォルト値と制限値を強制します。そして、リソースの使用量を追跡し、名前空間内に存在するすべてのLimitRangeで定義された最小値、最大値、割合を外れないことを保証します。403 FORBIDDENで失敗し、破られた制約を説明するメッセージが返されます。cpuやmemoryなどの計算リソースに対して有効になっている場合、ユーザーはrequestsやlimitsに値を指定しなければなりません。指定しなかった場合、システムはPodの作成を拒否する可能性があります。以下は、LimitRangeを使用して作成できるポリシーの例です。
名前空間のlimitの合計が、Podやコンテナのlimitの合計よりも小さくなる場合、リソースの競合が起こる可能性があります。その場合、コンテナやPodは作成されません。
LimitRangeに対する競合や変更は、すでに作成済みのリソースに対しては影響しません。
より詳しい情報は、LimitRangerの設計ドキュメントを参照してください。
制限の使用例については、以下のページを読んでください。