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Kubeadm

    kubeadmは、kubeadm initkubeadm joinなどのコマンドを提供するツールで、Kubernetesクラスターを構築する上でのベストプラクティスを反映した「近道」を提供するものとして開発されました。

    kubeadmは実用最小限のクラスターをセットアップするための処理を実行します。設計上、kubeadmはブートストラップのみを行い、マシンのプロビジョニングは行いません。同様に、Kubernetesダッシュボード、モニタリングソリューション、クラウド向けのアドオンなど、あれば便利でもなくても支障のない各種アドオンのインストールも範囲外です。

    その代わりに、高度な特定用途向けのツールはkubeadmをベースに構築されることが期待されています。理想的には、すべてのデプロイのベースとしてkubeadmを使用することで、適合テストに通るクラスターを簡単に作れるようになります。

    インストール方法

    kubeadmをインストールするには、インストールガイドを参照してください。

    次の項目

    • kubeadm initを使用して、Kubernetesのコントロールプレーンノードをブートストラップする
    • kubeadm joinを使用して、Kubernetesのワーカーノードをブートストラップし、クラスターに参加させる
    • kubeadm upgradeで、Kubernetesクラスターを新しいバージョンにアップグレードする
    • kubeadm configを使用して、kubeadm v1.7.x以前で初期化されたクラスターを、kubeadm upgradeを利用できるように設定する
    • kubeadm tokenで、kubeadm joinのためのトークンを管理する
    • kubeadm resetを使用して、kubeadm initまたはkubeadm joinでホストに行われた変更を元に戻す
    • kubeadm versionで、kubeadmのバージョンを表示する
    • kubeadm alphaで、コミュニティからのフィードバックを集めるために有効にされた各種機能を試用する