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設定

1 - ConfigMapを使ったRedisの設定

本ページでは、ConfigMapを使ったコンテナの設定に基づき、ConfigMapを使ってRedisの設定を行う実践的な例を提供します。

目標

  • 以下の要素を含むkustomization.yamlファイルを作成する:
    • ConfigMapGenerator
    • ConfigMapを使ったPodリソースの設定
  • kubectl apply -k ./コマンドにてディレクトリ全体を適用する
  • 設定が正しく反映されていることを確認する

始める前に

Kubernetesクラスターが必要、かつそのクラスターと通信するためにkubectlコマンドラインツールが設定されている必要があります。 このチュートリアルは、コントロールプレーンのホストとして動作していない少なくとも2つのノードを持つクラスターで実行することをおすすめします。 まだクラスターがない場合、minikubeを使って作成するか、 以下のいずれかのKubernetesプレイグラウンドも使用できます:

バージョンを確認するには次のコマンドを実行してください: kubectl version.

実践例: ConfigMapを使ったRedisの設定

以下の手順に従って、ConfigMapに保存されているデータを使用してRedisキャッシュを設定できます。

最初に、redis-configファイルからConfigMapを含むkustomization.yamlを作成します:

maxmemory 2mb
maxmemory-policy allkeys-lru
curl -OL https://k8s.io/examples/pods/config/redis-config

cat <<EOF >./kustomization.yaml
configMapGenerator:
- name: example-redis-config
  files:
  - redis-config
EOF

Podリソースの設定をkustomization.yamlに入れます:

apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
  name: redis
spec:
  containers:
  - name: redis
    image: kubernetes/redis:v1
    env:
    - name: MASTER
      value: "true"
    ports:
    - containerPort: 6379
    resources:
      limits:
        cpu: "0.1"
    volumeMounts:
    - mountPath: /redis-master-data
      name: data
    - mountPath: /redis-master
      name: config
  volumes:
    - name: data
      emptyDir: {}
    - name: config
      configMap:
        name: example-redis-config
        items:
        - key: redis-config
          path: redis.conf
curl -OL https://raw.githubusercontent.com/kubernetes/website/master/content/en/examples/pods/config/redis-pod.yaml

cat <<EOF >>./kustomization.yaml
resources:
- redis-pod.yaml
EOF

kustomizationディレクトリを反映して、ConfigMapオブジェクトとPodオブジェクトの両方を作成します:

kubectl apply -k .

作成されたオブジェクトを確認します

> kubectl get -k .
NAME                                        DATA   AGE
configmap/example-redis-config-dgh9dg555m   1      52s

NAME        READY   STATUS    RESTARTS   AGE
pod/redis   1/1     Running   0          52s

この例では、設定ファイルのボリュームは/redis-masterにマウントされています。 pathを使ってredis-configキーをredis.confという名前のファイルに追加します。 したがって、redisコンフィグのファイルパスは/redis-master/redis.confです。 ここが、コンテナイメージがredisマスターの設定ファイルを探す場所です。

kubectl execを使ってPodに入り、redis-cliツールを実行して設定が正しく適用されたことを確認してください:

kubectl exec -it redis -- redis-cli
127.0.0.1:6379> CONFIG GET maxmemory
1) "maxmemory"
2) "2097152"
127.0.0.1:6379> CONFIG GET maxmemory-policy
1) "maxmemory-policy"
2) "allkeys-lru"

作成したPodを削除します:

kubectl delete pod redis

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